灰色キャンバス

革小物、読書、アナログ好きの戯言

レザーで揃えたい病

最近、妙にレザーの小物が好きだ。
年齢のせいだろうか、老い先短い残りの期間ずっと付き合っていける物を求めてしまう。

 

レザーは本当に良い。
新品よりも長年使って味が出た状態のほうが価値が上がるからだろうか?(あくまでも自分の中での価値観だが)
新しい物を買うのはお金を出せばすぐに手に入るが、使い込んだレザーは年月も必要とするのが良いのかもしれない。

 

なので、よく使っている物があるとすぐに「これレザーで欲しいな。良い感じに育つには年月が必要だし、買うのは早ければ早いほうがいいだろう」と自分に言い訳して、買ってしまう病にかかってしまった(単なる物欲だ……)

 

文庫本をよく読んでるなと思えば、文庫本用のレザーのブックカバーが欲しい。
筆記用具を使ってるな → レザーのペンケースが欲しい。
ノートをよく使ってるな → レザーのノートカバーが欲しい。
iPadをよく持ち歩くな → レザーのケースが欲しい。

 

みたいな。

 

若い頃はどちらかといえばレザーなんて見向きもせず、便利で軽くてメンテ不要で雑に扱ってもOKな物が好きだった。
歳をとるとこれがかっきり逆になってしまい、不便だろうが重かろうが色気があり、手入れが必要で大切に扱う物が好きになった。

 

というわけで、老い先短いの残りの人生、年月のかかるレザーへは早めの投資が必要と判断し買ってしまった物があるので、次回はその紹介ということでお後が宜しいようで。(いやー、レザーを育てるには50年は平気でかかるだろうしね困っちゃうね)